千葉 繁
千葉繁(ちば しげる)さんは1954年2月4日生まれ、81プロデュース所属の声優です。
千葉繁さんは「北斗の拳」のナレーションに代表されるような独特の声で畳み掛けるようなハイテンションの演技を得意とする声優で、その高音と声量により今までに5本のマイクを壊したことがあるという逸話もあります。
非常にアドリブが多いことでも有名で、千葉さん自身も「アドリブを入れる」ということに執念を燃やし、時にはスタッフから自粛を促されることもあるようです。
「北斗の拳」ではジョーカーやアミバをはじめ多数のやられ役を演じており、あの独特の断末魔は千葉さんをはじめとした出演陣のアドリブによって作り上げたものでもあり、作品によってはセリフの設定自体が「アドリブでお願いします」などと指定されていることもあるそうです。
「幽☆遊☆白書」の桑原和真役や「ドラゴンボール」のピラフやラディッツ役、「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男役など、主役に負けない存在感を持つ脇役を演じることを得意としているためか、「ハイスクール!奇面組」の一堂零など、主役を演じることは少ないようです。
千葉さんはアニメ作品への出演が多くなっていますが、本来はスタントもこなせる俳優としてデビューしており、1978年版の「白い巨塔」にも出演しています。
近年ではアニメやゲームといった声優の仕事以外にも、音響制作業や、俳優養成所のC&Oアクターズスタジオの所長を務めるなど、後進の育成にも力を入れられているようです。
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声優の報酬
アニメなどには欠かすことの出来ない声優になりたいと考える人も、ここ十数年で随分と増えてきましたので、その声優の報酬はどの程度なのか、気になる方も多いかと思います。
声優の主な仕事であるアニメや洋画、ゲームなどの吹き替えの報酬はランク制という制度によって規定されています。
毎年4月、「日本芸能マネージメント事業者協会」通称「マネ協」と「社団法人音楽制作者連盟」通称「音制連」の協議によってランクが定められます。
通常、キャリアを重ねたり人気が上がったりするとランクが上がるようですが、逆に下がる場合もあります。
アニメ1本分(30分)の最低ランクのギャラが15,000円、最高が45,000円とされ、最高ランクの上には上限無しのノーランクというランクも設定されているようです。
このランク制には60歳以上であればランクを下げられないという決まりがあるように、キャリアを重ねた声優は高ランクに位置することが多くなります。
もちろん、長年のキャリアを認められるのですから良いことなのですが、残念ながらアニメや吹き替えに充分な予算をつけることができない場合もあるため、ベテラン声優の起用が難しくなり、たとえ続編であっても作品によってはキャストを変更せざるを得なくなるといった弊害もあるそうです。
このランク制はアニメと洋画、ゲーム以外には適用されません。
そのため、CMなどのナレーションを多くこなす声優のほうが、アニメで人気のある声優よりも高年収であるということもあるそうです。
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アダルト作品の声優
近年発売されているゲームは、声優にとって声があてられているものが非常に多くなりました。
エロゲーともいわれるアダルトゲームについても同様で、ボイス付きのアダルトゲームも多数販売されています。
アダルトゲームやアダルトアニメなどのアダルト作品に出演する場合、女性声優は事務所の方針などによってアダルト専用の芸名を用いたり、ノンクレジットとして、名前を公表せずに出演することが多くなっています。
いくらプロの声優といっても、女性にとっては恥ずかしさを感じる仕事でありますので、当然なのかもしれません。
中には、普段と同じ芸名で活躍されている声優もいますが、作品やシリーズによって芸名を変えるなど徹底して隠す人も居るようで、声優によってその対応が様々となっています。
また、エロゲ声優と呼ばれるように、アダルト作品を中心として活躍され、非常に人気のある声優もいます。
しかし、エロゲ声優と呼ばれる人のほとんどは、他の人気声優と異なり、雑誌やイベントなど、本人が露出する仕事は避け、声の仕事のみで活動している人が多いようです。
一方、女性向けの18禁ゲームやアニメなどに出演される男性声優は普段と同じ芸名を使用する人がほとんどとなっています。
女性向け作品で高い人気を得ると、そのまま声優自身への人気となることが多いためだとも言われており、18禁作品への出演を認めない声優事務所などに所属する場合を除けば、ほとんどの声優がアダルト作品へ出演されているそうです。
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高山 みなみ
高山みなみ(たかやま みなみ)さんは1964年5月5日生まれ、81プロデュース所属の声優です。
高山みなみさんは「魔女の宅急便」のキキ、ウルスラ役や「忍たま乱太郎」の猪名寺乱太郎役、「名探偵コナン」の江戸川コナン役など、少年少女や姉御肌の女性役などを多く演じる人気声優の一人です。
宮崎アニメの「魔女の宅急便」で世間一般に名が知られるようになったということもあり、高山みなみ=キキというイメージが付き、一時期他の仕事が激減してしまったということもありました。
しかし、1990年以降には数々のアニメに起用されるようになり、現在でも10年以上放送が続く人気アニメの「忍たま乱太郎」や「名探偵コナン」で主役を務め続けています。
高山みなみさんは声優として活躍する一方、TWO-MIXのボーカルとしても活躍されています。
TWO-MIXの代表曲には「新機動戦記ガンダムW」のオープニングともなった「JUST COMMUNICATION」や「RHYTHM EMOTION」などがあります。
また、高山さんが主役を務める「名探偵コナン」の作中、TWO-MIXが事件に巻き込まれる「人気アーティスト誘拐事件」という事件もあり、アニメ化された際には江戸川コナン役と高山みなみ本人役の二役を演じました。
江戸川コナン役や「剣勇伝説YAIBA」の鉄刃役など、青山剛昌作品に関わることが多かったためか2005年に青山剛昌さんと結婚されましたが、残念ながら2007年の12月に離婚されていたことが報道されています。
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田中 真弓
田中真弓(たなか まゆみ)さんは1955年1月15日生まれ、青二プロダクション所属の声優です。
田中真弓さんの代表作は「天空の城ラピュタ」のパズー役や「ドラゴンボール」シリーズのクリリン、ヤジロベー、占いババ役、「おそ松くん」のチビ太役、「ONE PIECE」のモンキー・D・ルフィ役、「忍たま乱太郎」の摂津のきり丸役などがあります。
元気な少年役を様々なバリエーションで演じているため、野沢雅子さんの跡を継ぐ少年役声優とも言われているそうですが、「サクラ大戦」シリーズの桐島カンナ役や「ぼのぼの」のショーねえちゃん役など、稀に女性役を務めることもあります。
アニメでの活躍が有名ではありますが、「クイズ!ヘキサゴン」や「いきなり!黄金伝説」など、人気テレビ番組のナレーションも務められているため、声優に詳しくないので名前を知らないけれども声は聞いたことがあるという人も多くいらっしゃると思います。
学生時代から演劇が好きであり、現在も舞台女優を本業として数々の舞台に立たれています。
「サクラ大戦」シリーズの桐島カンナ役もゲームやアニメなど同様、ミュージカル仕立ての舞台である「サクラ大戦歌謡ショウ」にも出演されています。
稀に後輩などと初共演する際、台本のセリフを書き換えるといったイタズラをすることもあるそうです。
もちろん悪意からの行動ではなく、緊張をほぐすためだけの行為といいますので、面倒見の良い方なのでしょうね。
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神谷 明
神谷明(かみや あきら)さんは1946年9月18日生まれ、冴羽商事所属の声優です。
神谷明さんは「バビル2世」のバビル2世役や「ゲッターロボ」の流竜馬役をはじめ、「キン肉マン」のキン肉スグル(キン肉マン)役、「北斗の拳」のケンシロウ役、「シティーハンター」の冴羽僚役など、数々の人気アニメで主役を務めてきたベテラン声優の一人です。
神谷さんは様々なヒーローを演じ「叫び」の演技が上手なことでも有名ですが、「ドカベン」の里中智役のような二枚目キャラから「もーれつア太郎」のニャロメといったギャグキャラクターも巧みに演じ分ける幅の広い演技にも定評があります。
所属事務所は神谷さん自身が主催する冴羽商事で、声優という分野だけでなく、ゲーム音声の制作やコンサートやイベント、講演会の運営など幅広い活動の拠点ともなっています。
また、日本工学院専門学校にて講師も務められており、ケンシロウなどの有名キャラクターを入学式で披露したというエピソードもあります。
キン肉マンのキン肉マン役を長年務められていましたが、2002年に「キン肉マン2世」がアニメ化された際、キン肉マン役が古川登志夫さんに交代されました。
このことについて様々な憶測が飛び交いましたが、2007年に神谷さん本人が「制作側の予算の都合」とコメントしており、ランク制によってベテラン声優がアニメに参加することが難しくなったという事柄を象徴した出来事となっています。
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塩沢 兼人
塩沢兼人(しおざわ かねと)さんは1954年1月28日生まれ、青二プロダクションに所属されていた声優です。
塩沢兼人さんは2000年5月10日、自宅の階段にて転落し、脳挫傷のため46歳という若さで急逝されました。
塩沢さんはアニメやゲームを中心に活躍されました。
主な出演アニメは「機動戦士ガンダム」のマ・クベ役、「北斗の拳」のレイ役、「アンジェリーク」シリーズのクラヴィス役、「ハイスクール!奇面組」の物星大役、「クレヨンしんちゃん」のぶりぶりざえもん役と多岐にわたり、特徴的な中音域の声質の持ち主でクールな二枚目から悪役、オカマやギャグキャラクターなど様々なキャラクターを演じられていました。
「マイクを舐めまわすがごときしゃべり」ともいわれたように、独特の間合いと抑揚で演じられる美形悪役には定評がありました。
90年以降の声優ブームにのって、人気声優がアニメやゲームのキャラクターソングを歌う機会が多くなった際、あまり歌には自身がなかったようでこぼすようなコメントを残すこともありました。
急逝されたため収録途中だった作品や続編がある作品も数多くもあります。
収録途中だった作品ではストーリーを変更されたり、ドラマCDの音源を流用したりされ、続編がある作品では山崎たくみさんや井上和彦さんといった声優が後任を務められています。
「スーパーロボット大戦」シリーズなど、生前塩沢さんの残された音源のみを使用されているものもあります。
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井上 和彦
井上和彦(いのうえ かずひこ)さんは1954年3月26日生まれ、B-Box所属の声優です。
井上和彦さんは青二プロダクション、ぷろだくしょんバオバブ、81プロデュース、大沢事務所と様々な大手声優事務所に所属していたことがあります。
青二プロダクションの分裂騒動に巻き込まれたり、自身が立ち上げた元氣プロジェクトでもスタッフと意見が対立して新たにB-Boxを立ち上げることとなったりと、所属事務所のトラブルに巻き込まれることが多いようです。
色気のある中低音の声をもち、アニメでは正統派二枚目として「キャンディ・キャンディ」のアンソニー役や「タッチ」の新田秋男役、「名探偵コナン」の白馬探役など、アニメやゲームにおいて数々色男キャラクターを演じています。
反面、「天空戦記シュラト」の迦楼羅王レイガのようなオカマ役や「夏目友人帳」のニャンコ先生のような色物的なキャラクターなど、幅広い役柄をこなすことができます。
また、声優としてばかりでなく、音響監督としても「スパイラル~推理の絆~」や「うえきの法則」などのアニメに携わっています。
井上和彦さんといえば、過去に4度の結婚歴があるなど、女性関係の話題も豊富であることでも有名です。
最初の配偶者がキャンディ・キャンディの原作者のいがらしゆみこさんとの間にいる長男は元ジャニーズJrとして活動していたこともあるそうです。
現在の配偶者は主宰するB-Boxの副社長も務める女優の越智静香です。
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内海 賢二
内海賢二(うつみ けんじ)さんは1937年8月26日生まれの声優です。
水田わさび、小西克幸などが所属する大手声優事務所である賢プロダクションの会長でもあり、奥さんは初代ドラえもんにてしずかちゃんの声を務めていた野村道子さんです。
内海賢二さんは東映動画初のテレビアニメである「狼少年ケン」の片目のジャック役を務めているなど、アニメ声優の草分け的存在であります。
「魔法使いサリー」のサリーのパパ役や「北斗の拳」のラオウ役、「ドラゴンボール」の神龍役、「鋼の錬金術師」のアレックス・ルイ・アームストロング役やフィリップ・ガルガントス・アームストロング役など、長年にわたり人気アニメの重要なキャラクターを努めるなど、現在でも第一線で活躍されている声優でもあります。
アニメ以外にも、「007」シリーズや「荒野の七人」、「マトリックス」(セル版)、「スター・ウォーズ」シリーズ(テレビ版)などの洋画の吹き替えや、「トリビアの泉」、「趣味悠々」などのTV番組、CMなどのナレーションなど数多くの仕事をこなしており、1980年代には長者番付に名を連ねたことがあるほどです。
かつてのアニメ声優の地位はけして恵まれているものではなく、例え人気アニメで主役級のキャラクターを演じていても、収入は食べていくのがやっとという程度の方が多かったそうです。
野沢雅子さんや永井一郎さんと共に声優を代表してアニメをメディア化する際の音声使用料を求める訴訟を起こすなど、アニメ声優の地位向上のために尽力された方の一人でもあります。
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永井 一郎
永井一郎(ながい いちろう)さんは1931年5月10日生まれ、青二プロダクション所属の声優です。
永井一郎さんは京都大学文学部卒業という高学歴の持ち主でもあります。
大学在籍時代に演劇を始め、役者を目指しつつも電通に勤務されていたそうです。
当初はアルバイトとして働いていたものの、京大卒ということが会社側に明らかになった際、正社員に昇格させられたというエピソードもあります。
元々、愛川欽也さんらと共に劇団三期会二所属されていましたが、「スーパーマン」や「ローハイド」などの吹き替えを行っているうちに、声優としての腕を買われ、舞台や映画といった役者業から遠ざかる結果となったそうです。
永井さんは「機動戦士ガンダム」のナレーターやデギン・ソド・ザビ役、「サザエさん」の磯野波平役、「ゲゲゲの鬼太郎」の子泣き爺役などアニメ声優として、長年第一線で活躍する一方、「スター・ウォーズ」のヨーダ役や「ハリー・ポッター」シリーズのアルバス・ダンブルドア役など、洋画や特撮の吹き替え、ナレーターとしても活躍されています。
アニメでは威厳のあるキャラクターや人情深いキャラクターなど様々な役柄を、声を変えずに演じ分けることができる演技力をもった方で、芸風の広さには定評があります。
「機動戦士ガンダム」ではナレーターをはじめ、デギン役やドレン役など名前のあるキャラクターから、ホワイトベースに乗り込んだ難民など数十人にも渡るキャラクターの声を担当しており、「機動戦士ガンダム」の声優の中では、演じたキャラクターの数が一番多いそうです。

